WHOより「5歳以下の子供はマスク不要」とありますが実際マスクをしなくても大丈夫なのでしょうか?
商業施設の店員である僕が重要なポイントをお教えします。
職業 ショップ店員
とある商業施設の店内販売員です。
年齢 30代
性別 男性
5歳以下の子供はマスク不要?
5歳以下の子供はマスク不要でもよい
WHOは人々が住む自治体などの機関と常に相談し、その方針に従うことを勧めています。
引用:日本WHO協会
WHOとユニセフはCOVID-19の低年齢層における感染状況と、子供のマスク使用に関する限定的なエビデンスながら、5歳以下の子供は必ずしもマスク着用にこだわらなくてよい、という見解を出しました。この見解には子供たちが、適切にマスクを着用するに
は能力的に、最小限でも大人の助けが必要であるなど、社会心理的な必要性と発達状況などの判断が加味されています。
6~11歳については、地域での感染の広がりや高齢者と同居しているかどうかなどを考慮して判断することを求め、12歳以上は大人と同じようにマスクの着用を求めています。
WHOによると「必ずしも5歳以下の子供はマスク着用にこだわらなくてよい」とのことです。
新型コロナウイルスに極めてかかりにくいということで、着用はしなくていいという結果になりました。
しかし、コロナにかかりにくいという情報があるだけで100%安全かと言われればそうとも限りません。
子供がかかりにくい理由はまだ明らかになっていないからです。
大丈夫だと言われても、人混みの中にご自身のお子様を置いておくのも怖いことかと存じます。
僕が働いている商業施設では毎日200人以上、多い時で1000人以上入場されるお客様がいらっしゃるのですが
5歳以下の子供が店内でマスクをしている確率は70%程度です。少しずつ子供のマスク着用率が上がってきています。
※熱中症の危険
2歳以下の子供がマスクを着用すると熱中症の危険があります。
店内が換気をしていて暑い場合は、店員に説明して入店させていただきましょう。
5歳以下の子供はマスク不要?商業施設店員が教える重要なポイント
ポイント①商業施設の感染防止策を見よう
店内のみマスク着用義務のお店はいまだに多く存在します。
店のルールを守らないと入店拒否の可能性もあります。
100円均一ショップ「ダイソー」でもアナウンスが問題になっていますね。
普段行くダイソーはスーパー併設なのでそんなアナウンスはなかったけど、
— 鼓動 (@rasenmusi) March 26, 2021
昨日実家近くの単独店舗のダイソーに行ってみたら、うわさ通りの変なアナウンスが流れていた
ほとんど“マスクを着けられない人は入店お断り”のようなアナウンス
あれにはやはり違和感を感じずにはいられない
「入店をお断りする場合がございます」というアナウンスは最近でも耳にしました。マスク着用と注意書きがあるお店ではマスクをしていないお客様に対して入店拒否することができるのです。
ではどうすればいいのか?
まずは入りたいお店や、それを一貫しているビル内や商業施設の「感染防止策」をお手持ちのスマホなどで確認しましょう。
「手指消毒、マスク着用を必ずお願いします」と記載があれば、素直にマスクを着用させてあげた方がいいと思います。店側とモメることもありませんし、楽しく買い物ができます。
「手指消毒、マスク着用をお願いします」と記載の場合は、5歳以下の子供はマスクを着用しなくていいと反論ができそうですね。もちろん素直にマスクを着用するのが1番いい方法だとは思いますが、
子供が言うことをきかなかったり、グズったりする場合がありマスク着用が困難な場合はなしでも良いです。
お店にいる時間が長くなると思った場合は入店時に「赤ちゃんはマスクなしでも大丈夫ですか?」と率直に質問するのがいいと思います。
さて、店のスタッフや他のお客さんが「5歳以下の子供はマスクを着用しなくてもよい」という情報をどれくらい知っているでしょうか?
商業施設の決まりでは「商業施設の建物内ではマスクを必ずしてもらうこと」ということで周知されていたからです。
5歳以下の子供がマスクなしでもいいという情報は知りませんでした。他店でも子供がいないスタッフは知らない人もいました。
店の中で大声で話す兄弟がいたので、「恐れいりますが、マスクの着用をお願いします。」とお客様に伝えると「2歳の子でも!?」とその子の親御さんから切れ気味に言われてしまい、不快な気分にさせてしまいました。
あとで上司にきくと「もちろんマスクしてもらうに越したことはないが、5歳以下の子供はしなくてもいいことにしている」「2歳までのマスク強要はだめ」と言われました。
今回は、上司から何も知らされてなかったことが原因でしたが、このように5歳以下はマスク着用しなくてもいいという情報を知らないスタッフも実は多くいるのだということを理解し、心に余裕を持つことが大切です。
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ポイント②「誰も悪くない」を理解しておこう
コンビニ、スーパー、無数に存在するお店の全てのスタッフ、それを買いに来る消費者がそもそも皆「誰も悪くない」ということを理解することが大事です。
何か悪いことをしたのであれば、私たち一般人にも責任というものが伴いますが、新型コロナウイルスについては国外から不意にやってきたものでマスクするかしないで争う必要などないということをまずは理解しましょう。
お店側がマスク着用をお願いするときも、消費者側の人間ひとりひとりが自分で気づいて行動するときも誰も悪くないところから『思いやり』を持って行動・考える必要があると思います。
人の心こそ尊いものはありません。傷つけあおうとするのでなく、こんな時代だからこそ助け合えるような豊かな心を持つことが大事だと思いました。
短いですが、今回の記事はここまでとなります。
最後までありがとうございました!