怖い話②【家の周りを徘徊するおばあさん】

怖い話2

こんにちは!むーらんです。

 

お越しいただきましてありがとうございます。

 

寒空が続くなか、ようやく冬が終わるような気配も感じる時期になりましたね。

私の住んでいる瀬戸内海では雪が降ることはありませんが、結局のところ暖房はつけっぱなしのような状態で、一緒に住んでいる猫ちゃんも電気マット付きの小屋から一向に出てくる気配がありません。

つい先日、こんな怖い夢をみました。

目次

2022年2月13日の夜

ベッド

この日は、体調があまりよろしくなく、どちらかと言うと風邪をひいたような状態でした。

「はやめに寝よう」

そう考えて夜の10時頃、ベッドに横になります。

いつもならお酒を習慣的に飲んで寝るのですが、この日はお酒を控えておりましたのでとっても静かだなと思いつつさっさと寝てしまおうと考えていました。

家の中から変な音

うつらうつらしていると、

シャー…

なんとカーテンの音が聞こえるんです。

猫はときどき夜に暴れたりするのですが、そういう音ではなく家の中で人がカーテンを開ける音でした。

私の部屋ではなく、おそらく廊下あたり。

私は現在一人暮らしなので、私以外の人がカーテンを操作するなんてありえません。

カーテンの音は夢の中で聞こえたのか、それとも現実の世界での音なのかわからなくなりました。

私の家は森の中にあります。

 

別荘地になっていて、周りにはほとんど人が住んでいません。

そんな所で不審者や侵入者が来るわけがない。

そう思っていたんですよね。

見に行かなきゃ・・でも眠い・・

夢の中へ・・

再びうつらうつらしてしまい、とうとう夢の中に入ってしまいました。

夢の中といっても場所も時間も同じなんですね。

バッと目覚めると外でガサガサと物音がします。

私の家は、坂道の途中にあり、反対側はやや手入れをした(うっとおしい木などを切った)状態の林があります。

窓から覗くと、おばあちゃんがいたんですよね。

 

パッと見だけで、普通の人ではないとすぐに判断できる人っていますよね。そのような感じで、見ただけでどうゆう人なのかすぐにわかったんです。

(痴呆の人だ)

外は軽く雨が降っていました。

僕は恐々、警戒しながらも傘をとって玄関を出ます。

 

おばあちゃんに近づいて、

「おばあちゃん?何やってるんですか?? あなた、お名前は?」

このおばあちゃんの顔は今でもよく覚えてるんですよね。ボブでストレートの黒髪、目は大きくて、少しニヤけている。何かしてくる様子はなし。ただそこにいるという感じです。

「・・・筒井と言います。」

き、という苗字から始まっていたような気がしますが、筒井ともいったように聞こえました。

家の前まで連れてくると、そこには1台の車が停まっていて。

 

グレーのワゴン、のような車だったと思います。

そこに乗っている運転手さんが、そのおばあちゃんの旦那さんだということはなんとなくわかりました。

車の助手席のドアはあきっぱなしです。僕は、車に近づいて

「すみません、この人の旦那さんですか?」

というと、運転手はうなずいたように見えたので、

「では、連れて帰ってください。」

というと、思いのほか素直に車に乗ってくれて、普通に坂道を降りて、帰っていきました。

まだ夢の中です。

家に帰ると、なーんか、不思議な感じ。

大量の洗濯物

この日は廊下に洗濯物を干しっぱなしにしてたのですが、廊下を見ると、やたら洗濯物が多いんですね。

廊下には洗濯機が置いてあって、周辺に服やタオルなどを干しているのですが、その奥のトイレにまで洗濯物が干されてあったんですね。

トイレまで続く洗濯物には、着物が干されてました。

 

中には子供用の着物も干されていました。その子供用の着物の下半分が完全にトイレの便器の中に入ってて濡れている状態だったんです。

これはいけないと思い、着物を回収して水気を払おうとすると

ハッ

と気が付き、目が覚めました。

時計を見てみます。夜の12時すぎでした。

 

カーテンの音が鳴ってから2時間しか経ってないんですよね。

ここから急に怖くなり、家の中をとにかく捜索します。

当たり前ですが、寝る前と何も変わっていません。ちゃんと窓や玄関のロックも締まってます。

トイレも普通でした。

ただ、ひとつだけ何となく違和感を感じたのは外でした。

玄関を開けてみると、雨は降ってなかったのですが、つい数分まで降っていたような雨の跡があったんです。

それからは、なかなか眠れず結局眠りについたのは夜中の3時くらい。仕事のない日だったので助かりましたが、12時間くらいたった執筆中の今も体が重たいです。

一体、何の夢だったんだろう?

少し話が飛びますが、母は第6感が鋭い人なんです。数ヶ月前、一緒に住んでいたころ母が急に静かになるのでどうしたんと聞くと「普通に家の玄関からおばあさんが入ってきた」って言っててすごく怖かったのを覚えています。

母によると幽体というのは壁という概念がないらしく、普通に壁からすぅーっと出たり入ったりするんですね。しかし、そのおばあちゃんは普通に玄関から入ってきた、と。

「悪さはしないから大丈夫。」って言われたのですが、もしかしたらそのおばあちゃんだったのかもしれませんね。悪さはしなかったし・・なぜか、僕はおばあちゃんに凄く好かれるようです。

さて、トイレに浸かった着物に関して疑問を感じた人もいるかも知れないのでお答えします。

実はこの着物、職場にあるものなんですね。あまり使わないもので、ずっと置きっぱなしにしています。

ずっと洗っていないので、会社の人に「良かったら家で洗いましょうか?」と相談したのですが「そこまでしなくていい」と言われてしまったので・・そのままだったんですよね。

使わない着物はずっと汚いままです。

着物の怨念なのか、おばあちゃんが僕に何か用があるのか、僕自身が疲れていたのかはわかりませんが、何とも奇妙で変な夢でした。

怖いところと言えば、やはり目覚めたあとの「人が潜んでいるかも知れない」という恐怖感ですね。

 

探検している最中が怖くてたまりませんでした。

 

僕は音がなっても寝ちゃいましたが、皆さんはきちんとチェックして、もちろんおうちのカギもしっかりチェックしましょうね。

さて、怖い話はここまでです。どこか腑に落ちないところもあったかも知れませんが、本当にあった夢の怖い話ということでウソ偽りなくお話させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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